鼻の後遺障害について

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この記事は以下のキーワードが気になる方のお役にたちます。
  • 後遺障害
  • 欠損
  • 呼吸
  • におい
  • 労働能力喪失率
  • 慰謝料
  • 相当等級
男性の鼻:横顔
正確性を欠きますが、イメージしてもらいやすいように一般的な表現をつかい解説していきます。

交通事故によって受傷、適切な治療・リハビリなどをつづけてきたけれど残ってしまった後遺症が自賠責保険会社に認定されたものを後遺障害といい、障害の程度によって1~14級(数字が小さいほど障害の程度が重い)に格付けされます。

後遺障害についてさらに詳しく

後遺障害等級表とは

障害の程度によって等級認定されるのですが、どのような障害だと何級に該当してそれに対する慰謝料がいくら支払われるのかなどが記載された表を後遺障害等級表と呼んでいます。

後遺障害等級表についてさらに詳しく

鼻の後遺障害について

鼻の後遺障害については以下のもののみ定められています。
  • 鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの

これをわかりわかりやすくすると、「鼻の全部又は大部分を欠損し、鼻による呼吸が困難又はにおいを感じなくなったもの」ということになります。

等級、後遺障害慰謝料、労働能力喪失率の目安

後遺障害等級

9級

労働能力喪失率

35%

後遺障害慰謝料

自賠責保険245万円
裁判基準(赤い本1690万円
裁判基準(青本2600〜700万円

後遺障害慰謝料についてさらに詳しく

鼻の欠損が全部又は大部分に達しない場合

後遺障害9級と認定されるには、鼻の欠損については「全部又は大部分を欠損」している必要があります。この基準に達しない欠損の場合は外貌醜状として欠損の程度により等級認定されることになります。外貌醜状とは、頭や顔、首で日常的に露出している部分の目立つ傷あとなどのことです。

外貌醜状についてさらに詳しく

鼻の欠損はないが機能障害はある場合

鼻の欠損をともなわない機能障害については障害等級表に記載されていません。そこでその障害の程度によって相当等級と認定することになります。

具体例 1

  • 鼻による呼吸が困難
  • においを感じることが完全にできなくなった

等級、後遺障害慰謝料、労働能力喪失率の目安

後遺障害等級:12級相当
労働能力喪失率:14%
後遺障害慰謝料:
自賠責保険93万円
裁判基準(赤い本1290万円
裁判基準(青本2250~300万円

後遺障害慰謝料についてさらに詳しく

具体例 2

  • においを感じにくくなった

等級、後遺障害慰謝料、労働能力喪失率の目安

後遺障害等級:14級相当
労働能力喪失率:5%
後遺障害慰謝料:
自賠責保険32万円
裁判基準(赤い本1110万円
裁判基準(青本290~120万円

後遺障害慰謝料についてさらに詳しく


以上、「鼻の後遺障害について」でした。

  • 青本とは損害賠償額算定の基準を示す書籍で「交通事故損害額算定基準」のことをいい、全国で使用されています。
  • 赤本とは損害賠償額算定の基準を示す書籍で「民事交通事故訴訟損害賠償額算定基準」のことをいい、主に東京で使用されています。

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