カテゴリー別アーカイブ: 交通事故全般

救護義務違反とは

ザックリと解説すると・・・

前回の「交通事故にあったらなにをすればいいか(加害者編)」の中にでてきた「救護」について具体的に解説したいと思います。

『事故によってケガ人が出た場合は、直ちに救護しましょう。もしも救護(←これ!)をしなかった場合は、ひき逃げ(救護義務違反)となり、厳しく罰せられることになります。』


事故でケガ人がでた場合には、直ちに救護する義務があります。

もし、救護しなかった場合にはいわゆる「ひき逃げ」、正確には「救護義務違反」となり罰せられることになります。

「ひき逃げ」と言われていますが、法律上、「逃げる」という言葉が使われているわけではないので、「逃げる=救護義務違反」にあたるわけではありません。事故現場にとどまっていたとしても救護しなければ救護義務違反にあたると考えられています。


そもそも「救護」ってなに?


具体的に「救護」とは、救急車のを呼んで到着まで付き添う、近くの病院まで連れていくなどが代表的なものです。


どんな場合でも救護しないといけないの?


例外もあります。まったくケガをしていないことが明らかな場合、ケガの程度が軽くて被害者が病院に行くことを拒否した場合は救護義務違反に当たらないと考えられています。


まとめ


事故によって様々なことが考えられます。そのときの状況にあった最善の方法をとることが重要となってきます。


以上、「ケガした人を助ける義務について」でした。

交通事故にあったらなにをすればいいか(加害者編)

ザックリと解説すると・・・

事故にあう前からここに書かれてることを読んでもピンとこないですよね。しかし、実際に事故にあったとき、パニックにならないよう今の段階から目を通していただくといいかなと思います。

  • 車を運転していて「なにかに当たったかな?」と感じたときには直ちに車を停めて何が起こったのか、何かが起こったならどの程度のことなのか確認しなければなりません。
  • 事故によってケガ人が出た場合は、直ちに救護しましょう。もしも救護をしなかった場合は、ひき逃げ(救護義務違反)となり、厳しく罰せられることになります。
  • 事故車両やトラックの積荷などが道路上に放置されていては、それがきっかけとなって次の事故が起こるかもしれないので片付けましょう。
  • 警察に事故がおこったことを直ちに報告しましょう。これは人身事故だけに限らず、物損事故も同じです。
  • 自らが加入する保険会社に連絡しましょう。もしも連絡しなかったときには、保険金の支払いを拒否されることがあります。


以上、「交通事故にあったらなにをすればいいか(加害者編)」でした。

示談とは

ザックリと解説すると・・・

交通事故における示談とは、被害者と加害者が、一方的ではなく、お互いに話し合いにより、歩み寄り、譲りあって紛争を解決することをいいます。

示談交渉をはじめる時期

人身事故の場合はケガが治ってから、または症状固定(*1)後となります。

*1 症状固定とは、交通事故によってケガをし、治療をつづけてきたがこれ以上症状の改善が見込めない状態をいいます。

示談交渉の相手

ほとんどの場合、加害者側の保険会社の担当者が示談交渉の相手となります。加害者が任意保険に加入していない場合は加害者と直接示談交渉することになります。


症状固定について詳しく知りたい方は「症状固定とは」をご覧ください

慰謝料とは

ザックリと解説すると・・・
一般的に「慰謝料」というと賠償額全体のことを言いますよね。


正確には被害者が保険会社から支払ってもらう賠償金の項目の1つで、精神的苦痛に対するものを慰謝料といいます。精神的苦痛という目に見えないものをどうやって計算するかというと、ケガの治療のための通院期間と実通院期間により計算方法が定められ、それによって慰謝料が決まります。


ちなみに「通院期間」と「実通院期間」の違いですが、例えば、4月1日から通院を開始し、4月30日に治療が終了したとします。この期間が「通院期間」で、4月1日~4月30日の間に実際に病院へ行ったのが15日。これが「実通院期間」です。


「項目の1つ」というと他はなんだと気になりますよね。
ということで、他には以下のものがあります。
  • 治療費
  • 入通院慰謝料(これがいわゆる慰謝料にあたります)
  • 通院交通費
  • 休業損害